在校生・卒業生の声

総合社会システム学科

法学専攻課程

Y. S.さん(2009年入学)
私は、法律に興味があり法学専攻に入りました。実際に法律を学んでみると、今まで何気なく行ってきた日常生活に深くかかわっていること、また当然に私たちが享受している権利も法があるからこそ保障されていることを実感しました。また法律を学ぶことで様々な事柄を法的観点から考える力が身に着くと思います。それから、究法会という法学サークルがあり、そこでは先輩が後輩に授業をしてくれたり、大学生活についてや将来の進路についていろいろと教えてくれます。ロースクールに進学志望の人、公務員志望の人、企業に就職志望の人といるので、様々な考え方を持った人がいます。主体的に多くの人と関わっていくことで、自分自身の視野を大きく広げることができる専攻でもあると思います。また私は、県外出身なので沖縄という一年中比較的暖かい気候の中、心の温かい琉球大学の人達と共に勉強できることをとても幸せなことだと感じています。
I. T.さん(2010年卒業 裁判所事務官)
私は現在、裁判所で事務官として働いています。私は法律を学ぶことが好きで、法律に携わる仕事がしたいと思っていたので、本当に良かったと思っています。在学中は、先生方から法律をはじめ、社会人として身につけるべきことなど、多くのことをご指導頂き、そして、仲間とも切磋琢磨しながら、自分の将来を考え、学ぶことができました。実際に仕事に就いてみて、ゼミや授業を通して得た知識や経験は大いに役立っていると感じます。大学で学んだことを社会へ反映できるようにしていきたいと思います。

経済学専攻課程

K. Y.さん(3年次在学中)
私達の身の周りで起きている社会現象の多くが、経済学とは切り離せない関係にあります。経済学専攻では、経済学の基礎知識を身に付けながら、その知識を活かしてさまざまな社会現象の課題を取り上げ、どう解決するかを考えていきます。また、学生同士で積極的に行事を企画して集まるなど、明るく活発な専攻でもあります。学生数が多く、魅力ある仲間達に出会える事も大きな魅力です。
K. H.さん(2010年3月卒業 一橋大学大学院経済学研究科修士課程在学)
経済学は、私たちの生活を分析する学問です。経済学専攻では分析の基礎となる科目に加え、データ分析を学ぶ計量経済学などさまざまな科目を勉強することができます。また勉強だけでなく、いろんな経験をした先生方との素晴らしい出会いがあります。さらに3年生から始まるゼミでは、更なる専門知識を習得するとともに、熱く語り合う合宿、就活を一緒に乗り越えられる親友との素晴らしい出会いが待っています。

政治・国際関係専攻課程

S. U.さん(3年次)
政治・国際関係専攻では、日本や世界について学び、政治や国際関係をめぐる様々な問題を学んだ知識を生かしながら考えていきます。世界の紛争から沖縄の基地問題など答えのない幅広い分野について考えを深めることができ、広い視野で世界を見る力をつけることができます。また、年に2回ソフトボール大会があり、1~4年生、さらには先生たちまで参加するのでこの日は勉強を忘れ、みんなが本気で戦い、スポーツを楽しみながらよい関係を築いています。遊ぶときは遊ぶ! 勉強するときは勉強! そんなオンとオフがきちんと使い分けられる雰囲気の良い専攻で毎日充実した日々を一緒に送りませんか?
Y. M.さん(2010 年卒、琉球銀行)
政国の良い点はたくさんありますが、私が強く感じるのは絆の強さです。生徒一人一人に関心を持ってくれる教授陣や、レポート・論文という、自分を追い込む厳しくも辛い時期をともに過ごす仲間たちとの間に生まれる絆は政国ならではのものであり、そんな仲間だからこそ卒業後も強固な繋がりがあります。そこで培われた人間関係を築く力、自らの位置を把握する能力は社会人としてスタートを切った今、身をもって有難いと感じています。政国に入って良かったです。

人間科学科

人間行動専攻課程

T. F.さん(哲学倫理学コース4年次)
子供の頃、「なぜだめなの?」と親に聞いたら「ダメだからダメなの」と返されたことはありませんか?哲学は「なぜ」をどこまでも突き詰めていく学問です。私たちの生活の中から出てくる素朴な疑問に注目してじっくりと観察して、しっかりと考えて、少しずつ答えに近づいていきます。何について考えてもいいんです。私は今「遊びの定義」について研究しています。他にもゾンビから生きることについて考えたり、食肉から動物の権利について考えたりする学生もいます。皆さんも哲学倫理学コースで「なぜ」を考えてみませんか?
M. Y.さん(臨床心理学コース2013卒業)
私が勤務している少年鑑別所では、主に家庭裁判所の決定によって送致された少年に対し、心身の健康をサポートしながら面接や行動観察を行い、家庭裁判所での審判等に活用される資料を作成しています。私は、大学で、心理学を通じて「人」について学び、「その人らしさ」を受け入れ、共感することが大切だと教えていただきました。ですから、少年達の声に耳を傾け、じっくりと向き合いながら、ともに歩む姿勢をもった職員でありたいと考えています。私自身、大学での学びをどのように活かしていくか、まだまだ模索しているところですが、常に学ぶ姿勢を忘れずに、法務教官として大きく成長していきたいです。

社会学専攻課程

A. T.さん(社会学コース3年次)
社会学は、社会ではどのような現象が起きていて、それによってどんな問題が生じているのか、ということについて学びます。私が所属している社会学履修コースでは、実践的な調査実習をしたり、ゼミで自分の興味あることについて社会学と絡めて論文を書いたり、また、その中で他の学生や教員とその論文ついてディスカッションをしていったりと、いろんな角度から社会学について携わっていくことができます。
R. S.さん(2007年卒業)
私はマスコミ学コースを専攻し、現在は沖縄タイムス社の記者として働いています。ゼミでは、マスコミに関する基礎知識から、沖縄のジャーナリズムなどを学び、実習では新聞やテレビ番組制作に取り組みました。その中で、コミュニケーション能力や人の思いを形にすることなどを学び、記者を目指すきっかけになりました。また、福祉や教育学などで得た知識も取材で役立っています。大学は様々な分野の知識を学べて、その中から自分に合った将来を見つけることができます。皆さんも大学で新しい自分を見つけてください。

地理歴史人類学専攻課程

R. K.さん(4年次)
私は地理学を学んでおり、地図の観察や地域に出かけたりしています。地理は暗記モノではないですよ。地理学では地域で起こっている現象について、場所の違いや特徴を材料に考えます。先生や仲間たちと外に出て街の様子を観察したり、地域の人から話を聞いたりして地域を理解するのが醍醐味です。専攻では教職課程にも力を入れており、専門性の高い教員を養成しています。学生同士が切磋琢磨し、教員への道を目指しています。
I. N.さん(2011年卒業・国頭村役場)
私は昨年春に国頭村役場に採用され、統計業務も担当しています。昨秋の国勢調査は初めて担当する大きな事業でプレッシャーを感じましたが、調査区要図の作成や産業分類等の作業では、地理学教室で学んだことが活用できました。最近、庁内GIS導入に関するプロジェクトチームに選ばれました。得意分野を持つことは、自分の強みとなり、仕事の幅を広げるきっかけとなります。皆さんも是非大学で自分の知的財産を築いてくださいね。

国際言語文化学科

琉球アジア文化専攻課程

K. T.さん(4年次)
私は琉球語学のかりまたゼミに所属し、沖縄の方言について学んでいます。ここでは、文献や資料を読んで学ぶだけでなく、実際に現地へ行き、その地域のお年寄りから方言を調査して学ぶこともあります。現在、私は多良間島の方言の教育方法について研究しています。多良間島の青い海や緑豊かな自然を満喫しながら調査できるのが一番の魅力です。ただ旅行しただけではわからない沖縄の歴史や文化に、自分の手で触れてみませんか?
M. S.さん(2010年度卒業)
中国語学ゼミでは、日本語と中国語の言葉や文化の違いを比較する中で、見えてくるものが多くあり、言語学の奥深さや面白さを感じる日々でした。中国留学では、言語や文化を通して様々なバックグラウンドを持つ人々の価値観を知り、視野を広げることができました。毎日、言葉の壁を感じて、自分との戦いを強いられる日々でしたが、今振り返ればその経験が自分自身を成長させていたのだと実感しています。また、世界中に多くの友達を作ることができるのも留学の大きな魅力です。

英語文化専攻課程

Y. H.さん(4年次)
英語を専門的に学べるこの専攻に入学したことで,自分の夢を実現する可能性を広げ,目標だった海外留学(イギリスのシェフィールド大学)を実現させることができました。また、留学という貴重な体験を通して、学業のみならず、沖縄にいては出来ない自分の成長を感じ取ることが出来ました。これが私の人生の大きな転機になり、これからの人生でこの経験が役に立つことを信じています。これから入学する皆さんにも、自分の可能性を信じて頑張れる人に成長して欲しいと思っています。
E. T.さん(2010年度卒業)
私は本専攻で、英語をはじめ、欧米の文学、歴史、文化、そして中国語など多種多様な分野を学びました。中でも専門の英米文学においては、さらに深く学ぶために交換留学生として一年間ネバダ大学に留学しました。在学中は他にも学科内での様々な活動や教育実習などを通して多くの人々に出会い、貴重な経験をすることができました。卒業後は、沖縄県の派遣留学生として、マサチューセッツ大学アマースト校の大学院へ進学する予定です。本専攻で学んだことを生かし、今後も頑張りたいと思います。

ヨーロッパ文化専攻課程

H. K.さん(4年次)
琉大のヨーロッパ文化専攻は、自分の専攻分野だけではなく、興味のあることをどんどん深めていくことができるところです。「ヨーロッパ文化論」や「EU研究入門」などのヨーロッパ全体について学べる授業も多く、各言語コースの先生方も皆とてもフレンドリーなので、学生一人一人のやりたいことを最大限にサポートしてくれます。また海外に提携校もあるので「交換留学制度」を利用して自分の興味のあることにとことん挑戦するチャンスもあります。たくさんの可能性に満ちたヨーロッパ文化専攻で、あなたも学んでみませんか?
S. I.さん(2011年卒業 ドイツ大学院留学準備中)
私は言語に興味があり、ドイツ語学を中心に学んでいました。在学中は幸運にも協定校のハインリッヒ・ハイネ・デュッセルドルフ大学へ留学する機会を二度もいただき、ドイツ語力を向上させることと研究の幅を広げることができました。卒業した今は、それを糧にドイツの大学院でドイツ語学をさらに研究することを目指しています。琉大のヨーロッパ文化専攻は少人数制で、先生方もとても親切です。言語を学ぶ上では絶好の環境です。ヨーロッパに興味がある方やドイツに興味がある方は是非ヨーロッパ文化専攻にチャレンジしてみてください。