沿革と特徴
沿革とビジョン
琉球大学は、1950年5月22日に英語学部、教育学部、社会科学部、理学部、農学部、応用学芸学部の6学部を有する、教職員数44人の小さな総合大学として発足しました。そのなかの英語学部、社会科学部、応用学芸学部が現在の法文学部の母体となっています。
法文学部は創設以来60年に及ぶ歴史の中で発展を遂げ、今では教員数105名、在籍学生が1,889名を有する文系の大きな学部となりました。現在の法文学部は、総合社会システム学科、人間科学科、国際言語文化学科の3学科体制になっていて、各学科はさらに専門別に3専攻に分かれ、総数9専攻のもと社会科学、人文科学、語学に関する幅広い学問を教授することができるようになっています。
また、2008年4月に法文学部から分離独立した観光産業科学部とも連携しながら、総合的・学際的な教育・研究を提供する体制も整っています。激しい社会変化の中で、知の陳腐化が進んでいますが、法文学部は知識を授けること以上に、学生自らが知識の代謝を行ない、社会で活躍するための能力を身につけることを、教育のモットーとしています。
学生データ(在籍者数)
現在、法文学部では1,899名の学生が学んでいます。学科ごとに見ていくと、総合社会システム学科は890名、人間科学科は429名、国際言語文化学科は570名となっています。
男女の比率ですが、全体でみると男子52%、女子48%であり、ほぼ同じ比率となっています。なお男女比は学科でやや異なっており、総合社会システム学科及び人間科学科では男子の方が、国際言語文化学科では女子の方が多い傾向にあります。
学生の出身別で見ていくと、沖縄県内の高校の出身者が83%、県外高校の出身者および留学生が17%となっており、県内高校出身の学生が多いと言えます。
学科 | 性別 | 合計 (学部) |
出身別 | ||
---|---|---|---|---|---|
男子 | 女子 | 県内 | 県外 | ||
総合システム学科 | 571 | 319 | 890 | 791 | 99 (6) |
人間科学学科 | 217 | 212 | 429 | 309 | 120 (8) |
国際言語文化学科 | 201 | 369 | 570 | 472 | 98 (4) |
合計(学部) | 989 | 900 | 1889 | 1572 | 317 (18) |
※2016年5月1日現在
( )内は留学生数
学科・専攻別募集人員と教員数
法文学部は、総合社会システム学科、人間科学科、国際言語文化学科の3学科で構成されています。また各学科は専門分野ごとに専攻に分かれています。
各専攻の募集人員は表のようになっています。より詳細な情報は、『入学者選抜要項』 に記載してありますので、受験される方は必ずそちらを確認してください。
学科 | 専攻課程 | 入学定員 | 一般入試 | 特別入試 | 3年次 特別編入 |
教員数 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
前期日程 | 後期日程 | 推薦入試II | 社会人 | 帰国子女 | |||||
総合社会 システム学科 |
法学 | 170 | 37 | 12 | 6 | 若干名 | 12 | 7 | |
政治・国際関係 | 34 | 10 | 6 | 若干名 | 8 | ||||
経済学(昼) | 46 | 10 | 6 | 若干名 | 16 | ||||
経済学(夜) | 30 | 15 | 5 | 5 | 5 | 若干名 | 4 | ||
人間学科 | 人間行動 | 95 | 16 | 7 | 8 | 若干名 | 3 | 9 | |
社会学 | 19 | 7 | 6 | 若干名 | 9 | ||||
地理歴史人類学 | 21 | 6 | 5 | 若干名 | 15 | ||||
国際言語 文化学科 |
琉球アジア文化 | 80 | 20 | 7 | 5 | 若干名 | 3 | 13 | |
ヨーロッパ文化 | 8 | 2 | 2 | 若干名 | 9 | ||||
英語文化(昼) | 24 | 5 | 7 | 若干名 | 19 | ||||
英語文化(夜) | 30 | 20 | 5 | 5 | 4 | ||||
計 | 405 | 260 | 80 | 55 | 10 | 26 | 105 |